給湯器

大きい箱が貯湯タンク、エアコンの室外機のようなものが湯沸かし機です。電気で圧縮機を回し、圧縮時に出る熱を利用してお湯を沸かします。エネルギー効率が良く、沸かすスピードは電気温水器の倍以上です。夜間電力の安い時間を使って沸かすので経済的であると言われています。最近のモデルは、湯の利用履歴から沸かす量やタイミングをコンピューターが判断しているため、より効率的になっています。交換寿命は13年～17年ぐらいです。

電気で電熱線を熱くしたパイプに水を通して湯を沸かします。沸かした湯は貯湯タンクに貯めて保温します。構造が単純で、本体も安く長寿命なのが特徴です。夜間電力の安い時間を使ってじっくり沸かします。

都市ガス、LPガスのどちらかで沸かすタイプです。ガスを燃やした熱を利用して湯を沸かします。以前は排気熱を捨てていましたが、最近はその熱も利用する省エネタイプが普及してきています。お湯が必要な時に必要なだけ瞬時に沸かすことができ、マンションやアパートなどでスペースが限られる場合、こちらが採用されることが多いです。最近ではLPガスは災害時に供給が止まらないというメリットから、LPガス式の給湯器を選択される方もおられます。なお、都市ガス、LPガスの新規加入は地元のガス会社に相談して下さい。

石油（灯油）を燃料にしてお湯を沸かすタイプの給湯器です。他の給湯器より製品寿命が長めという利点があります。